奄美海洋生物研究会(奄美大島ウミガメ情報ネットワーク事務局)


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10/20 奄美群島ウミガメ会議2013

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多くの皆様のご協力により奄美群島ウミガメ会議2013を無事に開催する事ができました。ご来場いただきました皆様ありがとうございました。

今年一番の大仕事が無事に終わりましたが、来年に向け更なる大仕事が舞い込んできました。更に協力者を募り頑張りたいと思います!

亀崎さんの基調講演では、1988年に初めて奄美大島に調査で訪れ、一部ではウミガメ調査なんて反体制派かと誤解を受け煙たがられながらも、奄美の自然を考える会の高槻義隆氏や田畑満大氏に協力して頂き島中の浜を歩いてウミガメ痕跡を調べた事、龍郷漁協に泊めてもらい混獲されたウミガメを調べた事、選挙監視小屋に誘われ飲まされた話なども含め、当時の興味深いエピソードの紹介がありました。その後、屋鈍沖(テイチ浜)の定置網で混獲されたアカウミガメに衛星発信装置(アルゴス)を取り付け繁殖期以外の行動追跡を調査した話や、2002年瀬戸内町嘉徳におけるオサガメ上陸産卵国内初記録にまつわる時効話などもありました。今後の調査のポイントとして下記のお話がありました。

アカウミガメのポイントとして
1.砂浜をどうするか
2.増加傾向をどう維持するか
3.増えすぎたら、どうするか
4.オーストラリアとの交流は
5.交尾はどこで

アオウミガメのポイント
1.砂浜をどう守るか
2.増えすぎたら、どうするか
3.産卵する場所と育つ場所の関係は
4.八重山、琉球、奄美、小笠原、さらに南方の関係

タイマイのポイント
1.わずかに産卵するタイマイに要注意
2.タイマイは健全なサンゴの指標
3.他のサンゴ礁との交流は

今、奄美に思うこと
1.沖縄に注目が集まり、自然が残ってよかった。でも、これからは→守る事ができるか
2.大事にしていても失われてしまうことがある→いつのまに砂浜が減少

各島ウミガメ調査報告続いて、パネルディスカッションでは、今後のウミガメの活用に向けて「観察時のルール」について議論しました。現在、各島や地域ごとに、調査・観察体制は異なりますが、ハブ生息の有無や産卵回数にも関係するため、ルールに縛られる事無く、各島それぞれの体制で観察会や調査を継続実施していくことになりました。渡連海岸では、体計測や標識装着、写真撮影された個体も、その後上陸産卵を繰り返している事や、屋久島のように一晩に100頭も上陸し見学者が集中するため規制が必要な産卵浜は奄美群島には存在しないので、厳しいルールよりも見学者のマナーやモラルが重要ではという亀崎さんからの助言もありました。ウミガメ観察時における最低限のマナー(赤色ライト使用の推奨・産卵前の写真撮影自粛・地域住民への配慮等)を検討し、今後も周知していくようにできたらと思います。

環境教育におけるウミガメ活用については、実際に見て触れて感じてもらう事が重要で、あくまでもウミガメの保護ではなく、教材としての活用にすべきとの意見が多く、移植や放流会は、子ガメに与える悪影響を子供達に理解させた上で、実施すべきであるという共通認識に至りました。奄美群島においては、ウミガメの産卵浜を有するという地域特性から、将来的には各学校でウミガメを飼育させたりするなど奄美群島ならではの取り組みも可能ではとの提言もありました。
また、奄美群島においては、ウミガメ上陸産卵回数が増加傾向である事から、食文化の記録・伝承についての取り組みも今後必要であるのとの意見もありました。

観光利用については、産卵観察ガイド料3000円/人も妥当な金額だとの亀崎会長からの助言もあり、奄美大島では、先行して認定ウミガメ産卵ガイドの検討も行ないたいと思います。

ウミガメ産卵数や生息数増加に伴い、今後もさまざま課題に直面する事になると思いますが、奄美群島では緩い連携を維持しつつ今後も常時情報を共有し、1年おきに奄美群島ウミガメ会議を継続開催できたらと思います。

閉会挨拶では、亀崎会長から来年度の日本ウミガメ会議の奄美市開催の発表もありました。今年以上に多忙になるかもしれませんが、1年かけて準備を整え、全国のウミガメ屋さんをお迎えしたいと思います。

奄美海洋生物研究会 興克樹
(各島調査報告の様子は後日随時掲載します)
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by a-mos | 2013-10-21 23:10 | ウミガメミーティング